
前回に引き続き第二回もカオサンワールドなんばの木原雅俊マネージャーにお聞きしたお話です。今回はかなり個人的な部分で、なぜホステルで働くようになったか?また英語をどこで覚えたのか?です。
前回記事はこちら:「カオサンワールドなんば」のお仕事を木原雅俊さんに聞いてみた(1/2)
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外国人にまったく興味なかった
Q:この業界に入るまでの経緯ときっかけは?
生まれは福岡なんですけど、22・23歳ぐらいまでは地元にいて自転車競技(BMX)をやってた経緯があるんです。仲間が大学卒業と同時にみんな散っちゃって僕もそのタイミングで一回福岡出てみようと思って出て。
その当時はリゾートバイトで各地転々しながら、全然実力ないんですけどプロになれたらなぁって思いながら自転車をやってたんです。
その時に八丈島に一年ぐらい行ったんですよ。
ホテルだったんですけどハワイのフラダンス集団の方達を招待してイベントをやってたんですけど、その一行をもてなすわけなんです。
そのうち一人のフラダンサーのハワイ人と毎日のようにと会ってたんですね。当時僕英語中学生レベルでまったくわかんなかったんですけど。でもそれでやりとりしてて。
連絡先も交換して帰った後もやりとりしてたりして。そこで一気に海外の人への興味が湧きまして、それまでは一切海外の人に興味なくって、海外には韓国旅行ぐらいしか行ったことなかったんですけど。
それがきっかけでそういう外国の人が泊まるところってあるのかなってインターネットで探してみたらカオサン東京があったので。当時英語も喋れれない、で受付はまずない。清掃アルバイトがあったのでその枠で入ったのがきっかけしたね。
Q:ホステルで働きはじめて最初の印象は?
やっぱり衝撃を受けて本当に異国でしたね。12年の春くらいまでいたアネックス店(浅草にあったカオサン系のホステルで同社内ホステルの統廃合のため現在はない)。
こんだけ(会社も)すごい大きくなって、もっともっと前進するつもりで進んでいるんですけど、僕の中での最初のゲストハウスっていうのは、あの混沌としたアネックス。やっぱりあそこが一番好きで一番面白いとこじゃないかなぁって。強烈なインパクトの記憶があります。問題もトラブルも多いし施設もぼろぼろだったし、それでもお客さんとわいわいした生活を送れたのは、僕の目標につながってますね。
2009年から7年位。一回抜けたんですね、旅行しに1年くらい。2013年の頭くらいに戻ってきたんですけど。
ワーホリVSホステル
Q:英語はそこで覚えたの?
そうですね。一応3ヶ月いてその後英語を勉強するで目的オーストラリアにワーキングホリデー行こうと思ってたんです。
でも一緒に働いてたスタッフの人からも「もうここ英語しかしゃべんないじゃん」って言われて。「まさしく」みたいな感じで。で、いろいろ話聞くんですね。ワーキングホリデー行っても全然話せず帰ってくる人いるよみたいな。
で、「要はどこにいても自分が動かないと。自分次第。場所関係ないんじゃない?」って言ってくれる同僚もいて。
仕事自体も楽しいし、英語話すプラスアルファ外国人の泊まり宿っていうのにすごい興味が湧いてきた。
当時のマネージャーから「もし受付(フロント)に興味があるんだったらもうちょっと英語頑張ってみない?何ヶ月後に英語のテストしてみるから」って。それでOKだったら受付していいからって。
かなり勉強してテストを受けてゴーサインが出たんで受付させてもらったんです。
Q:受付(フロント)スタッフになるまでどれくらいの期間がかかりました?
たぶん10ヶ月くらい。最初クリーニングスタッフでその後クリーニングのリーダーで半年近く、そのあと受付。トータルで10ヶ月くらい。
ありがとうござました。
前回記事はこちら:「カオサンワールドなんば」のお仕事を木原雅俊さんに聞いてみた(1/2)
2017年1月27日時点の情報です。
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by 「カオサンワールドなんば」のお仕事を木原雅俊さんに聞いてみた(1/2) | やどびとマガジン 2017年2月10日 5:35 PM